TABLETZ INTERVIEW Vol.4: Akiko Hayashi

TABLETZ INTERVIEW Vol.4: Akiko Hayashi
「スノーボード狂」と言っても過言ではないほど、人生をスノーボードに注ぎ、
想像を絶する大怪我でも不屈の根性で乗り越えてきた林亜紀子さん。
プロスノーボーダーとIT企業の会社員、そんな二足の草鞋を履いてきた彼女に、
ウィンタースポーツにハマったきっかけ、現在の仕事と将来的なビジョンを訊いた。

スノーボードに出会ったきっかけと経歴を教えてください。

門限が厳しかった学生のとき、友人と遠出して遊ぶ経験が無かったので
親に友人との旅行の承諾をもらえた祖父家の近くのスキー場でのスノーボードは
私にとって、非現実的で衝撃的な出会いでした。

それまでスキーの経験もない私は、友人のなかでも1番下手で、
「うまくなりたい」この一心で貯めていたバイト代を(スノボーに)注ぎ込んでいました。

バイト先のお客様に「プロショップに行けば、ツアーもあって交通費も抑えられるし、友達も増えるよ」と聞き、
節約にもなるし上手くもなれる一石二鳥の情報を聞けたと思い、恵比寿のプロショップへ足を運ぶように。

ショップ主催のツアーに毎回のように参加していたら次第にスノーボード好きの友達も増え、
学校がある日は放課後バイト、休日はスノーボード三昧。
雪山にいけないときは、ウエアにスノーブーツを履いて原付バイクにまたがり『ザウス』へ行った事もありますね。

高校3年生の時は車の免許を取得し、親に内緒で激安中古車を購入。
スキー場付近で車中泊して早朝から滑って、草大会があるときは参加するというサイクル。

そういえば、高校のクラスメイトとの卒業旅行には行かず、
ショップの北海道スノーボードツアーにも参加して肋骨折ったりもしました(笑)。

ジャンプやバンクなど障害アイテムを通過しながら速さを競うスノーボードクロスという種目では、
アマチュア戦、プロアマ戦で優勝や表彰台に立つことも増え、
気付いた頃にはショップスポンサー、次はショップ経由で物品契約のメーカースポンサー、
その頃には雑誌やテレビにも出るようになり、プロ資格を取得し独立した頃には
契約金が発生する企業契約やメーカースポンサーもつくようになりました。

いま考えると、高校や専門学校時代はバイトとスノーボードばかりで友達と遊びに行った記憶もなく、没頭していたなと。

最終的にはスノーボードだけで食べていける、
海外遠征費用も全てバイトなしでいけるようになったことは、よかったなと思います。
その辺りから両親も認めてくれるようになったと認識しています。

プロになりインタビューを受けた際、「それほどスノーボードが楽しかったんですね?」と聞かれましたが、
練習を楽しいと思った記憶は実は殆どなくて、自分はスノボーをやらなきゃいけないと
謎に追い込んでいただけだったな、と気がつきました。

練習や大会の為に単身海外遠征のようなことも多く、
海外のスキー場エリアによくあるコンドミニアムはオーナー在住の場合が多いので
飛び込みで(不動産屋を通さず)価格交渉をして部屋の契約したり、
カナダでは初対面の人たちの中でルームシェアしたり。
アメリカではトラックを借りてスノーモービルを積んでスキー場まで10時間運転したりってことが普通だったので、
基本的に雪道運転は苦じゃないです(笑)。


この前大きな怪我をされたとのことで、リハビリの筋トレの様子などもSNSを通して拝見しました。
その時のお話を伺えますか?

現役時代から私はコーチもいなかったですし、今思うと体の柔軟やメンテナンスもおろそかで、怪我は多かったですね。

大会中に他選手とジャンプの踏切でクラッシュしてそのまま飛んでしまい
背骨を数カ所圧迫骨折したり、半月板を損傷して手術したり、
かなりの頻度で怪我に見舞われていました。

直近で言うと、2021年3月に表層雪崩に遭いました。
小規模な雪崩でしたが、ゴロゴロとした塊の雪で板がコントロール不能になりながら身体が枝木に引っかかってしまい、
上からの雪の圧力でそのまま身動きが取れず、気付いた時には流れてくる雪の重みに耐えられず膝が外れ、
膝の靭帯を2本断裂し、半月板が割れる大怪我を負ってしまいました。

最悪なことに、その日は国道の各地でも雪崩が起きて病院までの道も通行止め状態。
悪天候&通行止めで救急車もすぐに来ることができないので、
友達の車で遠回りをして時間をかけて救急病院へ連れていってもらいました。

雪崩に埋まって身動きができない私を掘り起こしてくれた友人、
車で病院に連れて行ってくれた友人、私の車を並走して運転してくれた友人。
本当に友人たちに感謝です。
大雪のため事故だらけで病院は混雑していましたが診てもらうことができて、
骨は異常はなかったのですが、動こうとする度に何度も膝が脱臼状態で擦れて半月板の裏が数カ所損傷していたため、
東京での手術はかなり複雑なオペだったようです…。

今までで一番しんどい怪我で、1年経った今でもスポーツはできない状態。
私生活では痛みはありますがしゃがめないくらいで、ほぼ普通に生活はできていますが、
毎日地道に曲がらない膝を曲げるストレッチをしたり、筋力アップのためにスクワットしたりしています。
最近、ようやくデッドリフトができるようになってきたのが個人的に嬉しいです。

TABLETZ INTERVIEW Vol.4: Akiko Hayashi

現在のお仕事について教えていただけますか?

現在でもときどきスノーボードのお仕事はさせていただいていますが、
スノーボード自体は数年前に競技引退し、2019年に資格抹消届けを提出しました。

かれこれ長いことフリーランスだったので会社員への憧れがあり、
2018年から『サイオステクノロジー』というIT企業で働いています。
入社時は、「SSP(サイオス サステナビリティ プロジェクト)」という企業の社会貢献活動のアンバサダーをしてました。
当時から全社員、副業OKでコロナ前からリモートワークを取り入れている会社で、
それもあり入社当初はスノーボードの仕事を続けながら働かせてもらっていました。

その後、普段は複合機アプリの事業企画部の傍ら、
SSPとして大学や六本木ヒルズ等で港区の地域の子供たちに海洋汚染マイクロプラスティックに関する講演や、
レジ袋を組紐でアップサイクルさせるワークショップを行う活動、
プロスノーボーダーとしての今までのコミュニティを生かし、
一般向けに友人のスキーとスノーボードのプロコーチを招いた森林保全のチャリティイベントを開催したりもしました。

私は運営とコーチの2足のわらじという立場でしたが、
新潟県の舞子スノーリゾートスキー場様のご協力や複数のスノーボードメーカーさんからの協賛協力もあって、
2日間定員数が即完するほどの盛り上がりっぷりでしたね。

ウィンタースポーツの雑誌やリクルートさんはじめ、その他WEB媒体のページにもお願いさせてもらって
イベント情報を掲載してもらうことができました。
これは私がしてきた過去の経験と、仕事関係の方々の協力のおかげだと感謝していますし、
就職先でも経験を生かせた事も嬉しかったですね。

そんな感じで事業企画部のデスクワークと、SSPのイベントの仕事をしながら環境問題への知識が増えた時、
2020年からは弊社の異色部署である「エシカル・オーガニック事業部」に異動になったのです。
そこでは、自社開発の国産のオーガニック商品を含む、
STORYがある国産オーガニック商品を扱うECサイト“ORGANIC STORY(オーガニックストーリー)”の運営をしていて、
以前からやりたかったビジュアルディレクションからSNSの運用など、試行錯誤しながらも担当として一貫して行なっています。
これも、ウエアデザインやプロデュースをしていた時代の経験が活かせています。


CBDを知ったきっかけ、いつ頃から生活に取り入れているのかを教えてください。

この大怪我をした療養中、友人からの差し入れとしてCBDオイルとロールオンを送ってくれたことがきっかけですね。
それまでCBDは気にも止めていなかったので、ひと通りネットで調べて、
そのHOW TOに沿ってCBDオイルを摂取してみたりしていました。
その頃は痛み止めを服用していたので、実際のCBDの効き目は正直わからなかったですが、
CBDを調べれば調べるほど効果・効能がアスリートに適しているモノだと知り、
今のCBD市場をみていても人気が上がってきていることは実感しています。

TABLETZ INTERVIEW Vol.4: Akiko Hayashi

海外遠征の際に、CBDショップを目にしたことはありますか?

思い返してみると、よくヨーロッパ圏のスーパーにコーナーがあったと思います。
その頃はやはり大麻との違いもわからず、正直悪いイメージがありました。
でも勉強した今では全くの別物だと言うことも理解できたので、良いイメージしかありません。

TABLETZを試していただいた感想をお聞かせください。

友達からのススメでTABLETZを食べてみたのですが、率直に美味しいと思いました。
舌下タイプのオイルは苦味が強かったので、味もフルーティーで親しみやすいなと。
また、怪我したときも、手術前後3日ぐらいしか休んでおらず、
ぶっ続けで仕事をしていたので、頭は動いてるし、痛みが強くて寝つきも悪かったんです。

CBDのおかげで上質な睡眠を取れたな、と実感できるほど効果を感じることができましたね。
CBDはまだまだ高価ですが、TABLETZはパッケージも可愛いし、味も美味しい、
そしてCBDの知識があまりない私でも良さを理解できたので、プレゼントに最適だと思いますね。

 

林さんの今後のビジョンなどがあれば教えてください。

スノーボードで言えば、度重なる怪我やコロナの影響もあり以前のように選手としての関わり合い方は難しいですが、
先日の冬季オリンピックで知ってる子たちが頑張っている姿をテレビで観て、
何かしらの形でサポートできたらいいなと思っています。

オーガニックの仕事をスポーツにリンクさせた企画をしたり、
自分の経験をボランティアとしてでも若手の選手たちに還元していければいいなと考えています。
“ORGANIC STORY”だけで考えると、今後はオリジナル商品をスポーツジムやスキー場売店、
レストランやホテル等へ営業活動を行うなど事業の拡大をしていきたいなと夢見てます。
ナチュラルなオーガニック食品は今注目されていますし、オリジナル商品は有機JAS認証取得商品がほとんどで、
日本はもちろん海外でも人気があるからこそ市場拡大していけると思っています。

会社には感謝もありますし、楽しみながら色々なことに挑戦し、貢献していきたいです。  

 

TABLETZ INTERVIEW Vol.4: Akiko Hayashi

「社員証ストラップは、プラスチックゴミ を増やさない活動として不要になったレジ袋を
日本の伝統技術“組み紐”でストラップに再現し、アップサイクルさせた自作です。
サイオス社員の多くが取り入れています。
友人にいただいた「H THINK」のCBDクリームなども常備していますし、
そのほか離乳食にもオススメのドロドロとした人参ジュースやドライフィグの高カカオチョコレートは、
“ORGANIC STORY”で購入可能ですので是非!」

TABLETZ INTERVIEW Vol.4: Akiko Hayashi

PROFILE

林 亜紀子
アメリカ・カルフォルニア州サンフランシスコ生まれ、東京在住。

元PSA公認プロスノーボーダー(2007~2019プロ登録)であり、現在は「サイオステクノロジー株式会社」が運営する国産オーガニック商品を扱うECサイト「ORGANIC STORY」のリードマーケター。
現役時代はスノーボードクロス/ハーフパイプで国内外の大会を転戦するほか、TV番組や雑誌に多数出演。豊富な経験を活かし、当時ユニセックスウエアブランドが主流の中、20代で日本企画のレディススノーボードウエアブランド「Dita White」を立ち上げ、数々のウェアブランドのプロデュース&デザインを監修。競技引退後から現在に至るまではパウダーライディングを中心にスノーボードの楽しさを追及中。

Instagram:  @akikocat0901

Photo by Okabe Tokyo @okabetokyo

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